私は、現在還暦を過ぎていますが、パソコンとの出会いは、はるか昔になります。
大学生時代に手にした、ヒューレット・パッカードが1974年に発売した、プログラマブル電卓「HP-65」が始まりです。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/HP-65#/
当時は、シャープやカシオでも、簡単な計算を覚える機能はあったのですが、本格的にプログラムできるのはこのHP-65が最初でした。
その後1981年に富士通が「究極の8ビットパソコン」と銘打って発売したものを手に入れました。
引用:https://www.fujitsu.com/jp/about/plus/museum/products/computer/personalcomputer/fm8.html
これ本体が20万以上で、カラーモニターと80桁のドットインパクトプリンターと、5インチFDDx2ドライブと一式で100万近くしました。
当時は、BASICなどの高級言語もなかったので、マシン語レベルでプログラムしてたような気がします。
その後、努めた設計会社でNECのPC9800シリーズで、N-BASICを覚えて、簡単な設計計算を出来るようになりました。
出向した大手鉄鋼メーカーで、ロッキード社のCADAMというCADを覚えて、パソコン用にローカライズされたマイクロCADAMでの設計を覚えました。
CADは、その後登場したAutodesk社のAuto-CADが主流になり、Auto-CADも覚えました。
BASICは、マイクロソフトが出したQuickBASICから構造化を学び、その後はVisual Studioに進みました。
表計算のEXCELには、Visual Basic サブパッケージの Visual Basicが搭載され、かなり本格的なシミュレーションアプリを開発できるようになりました。
Visual StudioやEXCEL BASICで、かなり本格的なシュミレーションを組んだりしました。
この頃には、自宅ではショップパソコンという今で言うBTOパソコンの走りのパソコンを購入し、拡張を楽しんでいました。
子供のハンデキャップ関係のホームページを、HTMLの手打ちで作っていました。
その後、仕事が変わったのでしばらくはプログラミングからは遠ざかりました。
しばらくは、全く畑違いの仕事をしていましたが、ある時WEBシステム系の仕事とめぐりあい、UNIX系のOSを使いWEBサーバーを構築して、その上で動作するPHPという言語を覚えました。
UNIX系のOSはWindowsと違うので、この辺は面白かったです。
ECサイトや、電力系の監視システムとか、いろいろやりました。
そのスキルを利用して、知り合いのNPOさんなどのマッチングシステムや、ECサイトを受注しました。
この頃には、自宅のパソコンは完全自作で、作業用と自宅サーバーを持っていました。
作業用は、常に拡張して最新状態を維持していました。
その後、またいろいろあって、現在はフリーランスで、ブログで収益を得たり、コンサルしたりして生活しています。
私は、このように若い頃からコンピューターに接しているので、趣味でやっている方以上に詳しく知っています。
また、この知識を伝えるために、地元の商工会で講師もやっていました。
パソコン購入の相談を受けたときには、相談者のスキルや利用目的と予算に応じて、明確にこのスペックの機種が良いですとおすすめできます。
実際に、相談された方からは、はっきりと「これ」と言ってもらえるのは、迷わずに済むので良かったですと感謝のお言葉を頂いています。